ビルボード Hot 100(2017/08/19付) トップ10解説

 
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2017/08/19付 ビルボード Hot 100 トップ10解説



1位右矢印 (先週1位、最高位1位)
Luis Fonsi(ルイス・フォンシ) & Daddy Yankee(ダディ・ヤンキー) feat. Justin Bieber(ジャスティン・ビーバー) – Despacito
5週連続主要チャート3冠で史上11曲目となる13週目の1位。
ビデオの再生回数では史上初の30億回超えを果たし、ウィズ・カリファ ft. チャーリー・プースの “See You Again” を抜いてYouTube歴代1位となったこの曲、トップ10での順位をもとにスコア化したオールタイム・ランキングではケイティ・ペリー ft. カニエ・ウェストの “E.T.”、イギー・アゼリア ft. チャーリー・XCXの “Fancy”、ザ・ウィークエンドの “The Hills” と並び73位まで上昇しています。
Justin Bieber(ジャスティン・ビーバー) – ヒット曲ベスト20


2位右矢印 (先週2位、最高位2位)
DJ Khaled(DJキャレド) feat. Rihanna(リアーナ) & Bryson Tiller(ブライソン・ティラー) – Wild Thoughts
まだ1位とは大差で今週も2位をキープ。
歌詞的にはセクシャルな内容になっているこの曲、そのエロ・ソングの「共犯者」ブライソン・ティラーは、『パイプ(男性器)がウサイン(・ボルト)みたいに彼女を駆け巡る』、『お前は(濡れ過ぎて)俺を溺れさす 参ったぜ』とラップしています。
【解説・和訳】Wild Thoughts / DJキャレド ft. リアーナ & ブライソン・ティラー


3位右上矢印 (先週6位、最高位3位)
French Montana(フレンチ・モンタナ) feat. Swae Lee(スワエ・リー) – Unforgettable
値下げ効果で3ランクアップしてトップ3入り。
この曲のビデオの撮影地となったウガンダの病院に多額の寄付をしているフレンチ・モンタナ、『忙しすぎてジェットコースターに乗っている気分の時こそ基本に立ち返るべき。他の人を助けようとしない人間から神は全てを奪っていくよ。』とコメントしています。


4位右下矢印 (先週3位、最高位1位)
Bruno Mars(ブルーノ・マーズ) – That’s What I Like
ワンランクダウンで再びトップ3から陥落。
YouTube再生回数ランキング(ミュージックビデオのみ)で自身の “24K Magic” を抜いてトップ100入りしたこの曲、トップ10での順位をもとにスコア化したオールタイム・ランキングではトニー・ブラクストンの “Un-Break My Heart”、マライア・キャリーの “We Belong Together” を抜き6位まで上昇しています。
Bruno Mars(ブルーノ・マーズ) – ヒット曲ベスト10


5位右矢印 (先週5位、最高位5位)
Imagine Dragons(イマジン・ドラゴンズ) – Believer
変わらずトップ5をキープ。
『鬱のどん底から、いつかは死ぬんだから今は精一杯生きようと思った』というダン・レイノルズの率直な言葉で綴られている曲。『聴く人には全ての言葉は真実だと感じて欲しいし、聴いた人に幸せを運ぶものになって欲しい』そうです。


6位右下矢印 (先週4位、最高位1位)
DJ Khaled(DJキャレド) feat. Justin Bieber(ジャスティン・ビーバー), Quavo(クエヴォ), Chance The Rapper(チャンス・ザ・ラッパー) & Lil Wayne(リル・ウェイン) – I’m The One
2ランクダウンでトップ5から陥落。
リル・ウェイン同様、この曲ではやや影の薄いチャンス・ザ・ラッパー、彼のパートでは化粧品業界の流行語 “Beat face” を使って “She beat up her face up with that new Chanel”(彼女はシャネルでバッチリメイク)とラップされています。


7位右上矢印 (先週9位、最高位7位)
Charlie Puth(チャーリー・プース) – Attention
2ランクアップで最高位更新。
“See You Again” はビデオの再生回数でYouTube歴代2位に陥落(25日天下)したチャーリー・プース、この曲のビデオは “See You Again” のおよそ10分の1ながら3億回を超えています。


8位右矢印 (先週8位、最高位8位)
Shawn Mendes(ショーン・メンデス) – There’s Nothing Holdin’ Me Back
今週も変わらず最高位をキープ。
女性からの支持率が圧倒的に高いショーン・メンデスのこの曲、ある女性ファンはタイトルの一部を引用して『眠たいのにこの曲に引きとめられる』とコメントしています。


9位右下矢印 (先週7位、最高位1位)
Ed Sheeran(エド・シーラン) – Shape Of You
2ランクダウンながらトップ10はキープ。
トップ10滞在週はついに30週となり、サンタナの “Smooth” と並び歴代4位タイとなっています。
【解説・和訳】Shape Of You / Ed Sheeran(エド・シーラン)


10位右矢印 (先週10位、最高位6位)
Sam Hunt(サム・ハント) – Body Like A Back Road
こちらも何とかトップ10をキープ。
ジョン・デンバーの “Take Me Home, Country Roads”(1971年、最高位2位)など、タイトルに “Road” が付く曲はカントリーのイメージがありますが、トップ10入りしたのはジェイソン・アルディーンの “Dirt Road Anthem”(2011年、最高位7位)以来で、やはりカントリー。

トップ10圏外では、期待の女性ラッパー、カーディ・Bの “Bodak Yellow (Money Moves)” が28位から14位に上昇しており、来週トップ10入りできるかどうかに注目です。

以上、最新チャートのトップ10でした。

 
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