ビルボード Hot 100(2017/01/14付) トップ10解説

 
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2017/01/14付 ビルボード Hot 100 トップ10解説



1位右上矢印 (先週2位、最高位1位)
Rae Sremmurd (レイ・シュリマー) feat. Gucci Mane(グッチ・メイン) – Black Beatles
返り咲きで7週目の1位。
ビートルズというレトロな題材と陶酔感のある未来派サウンドのミックスで今っぽくなっているこの曲、ビルボード誌では2016年のベスト・ポップ・ソングに選ばれています。
【解説・和訳】 Black Beatles / Rae Sremmurd(レイ・シュリマー)


2位アップ (先週13位、最高位2位)
Migos(ミーゴス) feat. Lil Uzi Vert(リル・ウージー・ヴァート) – Bad And Boujee
ミーゴス、リル・ウージー・ヴァートともに初のトップ10。
“raindrop, drop top” という歌詞がミーム(情報伝達における単位、意伝子)となって拡散している「ヴァイラル・ヒット」。『俺の女はバッドでブージー(ブルジョアジー)、(リル・)ウージーと一緒にドープ(葉っぱ=マリワナ)を料理する(巻く)』とラップされています。


3位右下矢印 (先週1位、最高位1位)
The Weeknd(ザ・ウィークエンド) feat. Daft Punk(ダフト・パンク) – Starboy
1週で1位から陥落。
大晦日はラスベガスのナイトクラブでこの曲を含め10曲をパフォーマンスしたウィークエンド、VIP席にはジャーメイン・デュプリ、ホールジー、バスケ選手のケビン・デュラント(後者二人は一緒)などの姿もあったそうです。
【解説・和訳】 Starboy / The Weeknd(ザ・ウィークエンド)


4位右下矢印 (先週3位、最高位1位)
The Chainsmokers(ザ・チェインスモーカーズ) feat. Halsey(ホールジー) – Closer
ワンランクダウンでトップ3から陥落。
自身の “Don’t Let Me Down” に続いてビルボード史上41曲目となるトップ10滞在22週となったこの曲、順位をスコア化したオールタイム・ランキングでは6位まで上昇してきています。
【解説・和訳】Closer / The Chainsmokers(ザ・チェインスモーカーズ)


5位右下矢印 (先週4位、最高位4位)
Bruno Mars(ブルーノ・マーズ) – 24K Magic
ワンランクダウンもトップ5はキープ。
大晦日はザ・ウィークエンドと同じくラスベガスのナイトクラブでショーを行ったブルーノ・マーズ、(ラスベガスにちなんで?)”Billionaire” など数曲を披露したようですが、新年を迎える瞬間はパフォーマンス中の “Uptown Funk!” を一時中断してカウントダウン、そして新年はこの曲で幕を開けたそうです。
Bruno Mars(ブルーノ・マーズ) – ヒット曲ベスト10


6位右下矢印 (先週5位、最高位5位)
Zay Hilfigerrr(ゼイ・ヒルフィガー) feat. Zayion McCall(ゼイオン・マッコール) – Juju On That Beat (TZ Anthem)
ワンランクダウンながら10週目のトップ10。
クライム・モブの “Knuck If You Buck” がベースになっているこの曲、ようやく再生回数が1億回に達しようとしているビデオのほうは2014年の映画「ネイバーズ」がベースになっているそうです。


7位右下矢印 (先週6位、最高位4位)
Ariana Grande(アリアナ・グランデ) feat. Nicki Minaj(ニッキー・ミナージュ) – Side To Side
また一歩後退。
YouTubeでの再生回数が6億回を超えたこの曲のビデオ、アリアナの曲としては “Focus” を抜き、”Problem”、”Bang Bang”、”Break Free” に次いで4位となっています。


8位右下矢印 (先週7位、最高位4位)
DJ Snake(DJ・スネーク) feat. Justin Bieber(ジャスティン・ビーバー) – Let Me Love You
こちらもワンランクダウン。
DJ・スネークにとっては “Turn Down For What”、”Lean On” に続いて最高位4位止まりとなったこの曲、ただトップ10滞在週では “Turn Down For What” を抜き自己最長となる16週となっています。
Justin Bieber(ジャスティン・ビーバー) – ヒット曲ベスト20


9位右上矢印 (先週10位、最高位9位)
Drake (ドレイク) – Fake Love
ワンランクアップで最高位更新。
ザ・ウィークエンド、ブルーノ・マーズと同じく大晦日はラスベガスでショーを行ったドレイク、”Fake Love” ではなく “True Love” と噂されているジェニファー・ロペスとのロマンスに関する発言はなかったようです。
Drake(ドレイク) – ヒット曲ベスト20


10位アップ (先週15位、最高位5位)
D.R.A.M. feat. Lil Yachty(リル・ヤッチー) – Broccoli
4週ぶりにトップ10復帰。
前週の15位からサプライズで5ランクアップとなった最大の要因はiTunesでの値下げ。正規料金ではダウンロードを見送っていたものの69セントならということで購入した人たちが思いのほかたくさんいたようです。

以上、最新チャートのトップ10でした。

 
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