ビルボード Hot 100(2015/06/27付) トップ10解説

 
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2015/06/27付 ビルボード Hot 100 トップ10解説



1位右矢印 (先週1位、最高位1位)
Wiz Khalifa(ウィズ・カリファ) feat. Charlie Puth – See You Again
2位とは僅差ながら9週目の1位。
自分のパートは友人のスヌープ・ドッグの自宅スタジオで録音したというウィズ・カリファ。『チャーリーの声と(歌詞の)メッセージが気に入った』『たくさんの人を失ったからこそ(曲作りに)エネルギーを向けるんだ』と語っています。
Wiz Khalifa(ウィズ・カリファ) – ヒット曲ベスト10


2位右矢印 (先週2位、最高位1位)
Taylor Swift(テイラー・スウィフト) feat. Kendrick Lamar – Bad Blood
1位獲得後、3週目の2位。
テイラーが担当した部分は2013年に書かれていて友人のエド・シーランにはその時に聴かせていたというこの曲、プロデューサーのマックス・マーチンにとっては18曲目(ソングライターとしては20曲目)のNo.1で、これはビートルズのプロデューサーで同じマーチン姓のジョージ・マーチンに次ぐ2番目の記録だそうです。
Taylor Swift(テイラー・スウィフト) – ヒット曲ベスト20(更新)


3位右矢印 (先週3位、最高位2位)
Fetty Wap(フェティ・ワップ) – Trap Queen
こちらも3週目の3位。
『最初にビートを聞いたとき頭の中にメロディが浮かぶのでそれを曲として形にするだけ』とマイケル・ジャクソンと同様のことを語っている(もしかしたら天才の)フェティ・ワップ。『サウンドに関しては独自性があると自身を持っている』だそうです。


4位右矢印 (先週4位、最高位4位)
WALK THE MOON(ウォーク・ザ・ムーン) – Shut Up And Dance
4位変わらず。
この曲を初めてパフォーマンスしたのはセントルイス大学の学生たちの前だったというフロントマンのニコラス。途中から学生たちが一緒に歌ってくれたそうですが、それだけインパクトがあって印象に残るということだと思います。


5位右矢印 (先週5位、最高位5位)
Jason Derulo(ジェイソン・デルーロ) – Want You Want Me
変わらずトップ5をキープ。
ナタリー・ラ・ローズの “Somebody” 同様、本人がビルボードのスタッフに振り付けをレクチャー(説明)するビデオが出ているこの曲、「踊るための曲」と思って聴くとまた印象が違ってくるような気もします。


6位右矢印 (先週6位、最高位1位)
Mark Ronson(マーク・ロンソン) feat. Bruno Mars – Uptown Funk!
こちらも変わらず。
これでトップ10滞在は29週で、LMFAO の “Party Rock Anthem” と並んでビルボード史上3位の記録となっています。
Bruno Mars(ブルーノ・マーズ) – ヒット曲ベスト10

7位アップ (先週11位、最高位7位)
OMI(オーミ)- Cheerleader
ジャマイカのアーティスト、オーミは初となるトップ10。
いつも自分を応援してくれる恋人をチアリーダーに例えたレゲエ・フュージョン。アメリカの多くのラジオ局が今年のサマー・アンセムとしてプッシュしているようです。


8位右下矢印 (先週7位、最高位3位)
The Weeknd(ザ・ウィークエンド) – Earned It (Fifty Shades Of Grey)
ワンランクダウン。
Apple Musicの影響(効果)の有無はわかりませんが、今週もトップ10をキープしてこれで17週目。最高位3位止まりでのこの記録はジェイソン・デルーロの “Talk Dirty” 以来、史上30曲目。


9位右下矢印 (先週8位、最高位8位)
David Guetta(デビッド・ゲッタ) feat. Nicki Minaj, Bebe Rexha & Afrojack- Hey Mama
一歩後退。
母の日などもあってテーマになりやすそうですが、”Mama” または “Mother” が付くトップ10ヒットはボーイズ・II・メンの “A Song For Mama”(1998年、最高位7位) 以来11曲目。意外にも2000年代では初めての曲となっています。


10位右下矢印 (先週9位、最高位9位)
Andy Grammer(アンディ・グラマー)- Honey, I’m Good.
こちらもワンランクダウン。
アルバムを出した9か月後にヒットし始めたこの曲、きっかけはストリーミングからでラジオでも徐々にかかるようになっているようですがトップ10上位にランクインはちょっと厳しいようです。

以上、最新チャートのトップ10でした。

(関連記事、コメント欄はこの下)

 
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コメント

  1. はろ より:

    臣さんと呼びたくなりますが、夏らしいイベント会場とかで流れていそうな曲。心地よいです。